わたくし、映画やドラマの全裸を観察するのが長年の趣味というのは何度も書いてきたのですが、それが本物か作り物かというのをチェックするのも趣味です
そしてその作り物のほうをまとめたものがこれ↓なんですけど
「映画ドラマに登場するニセちんこの研究」
これももう振り返ると2018年に書いたものなので情報としては6年前のものでちょい古いわけです
なのでそれ以降の情報を今回新たに書いていきたいと思います
ここから先はちんこちんこいうのもなんなのでニセちんこのことはここではProstheticと書きます
Prostheticは特殊メイクで顔や腕、足等、身体のあらゆる場所に使われますがこのブログではニセちんこのことを差してます
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以下文章の青字のリンク先は作品に登場するボカしなしのそのままProstheticの画像なので苦手な方はご注意を
青字からだけでなく画像からのProsthetic画像へのリンクもあります、その場合は画像のタイトル前に★をつけてます
前半は2018年以降~現在までの流れやインティマシーコーディネイターとProstheticの関係、何故Prostheticを使うなのか?などについての説明をしています
後半は最近のProstheticを使った作品紹介です。そちらを先に見たい方はこちらからジャンプできます
1.ここ最近の流れと変化
前回2018年のブログの後も「ガールズ」(2017) 「サスペリア」(2018)「ガンズ・アキンボ」(2019)、「ラチェッド」(2020)、「セックス・ライフ」(2021)、「レッド・ロケット」(2021)、「X エックス」(2022)「メイ・ディセンバー ゆれる真実」(2023)等、引き続き数々のProstheticが映画、ドラマに登場し話題になっていましたがその間にProstheticの世界(というか映画ドラマ、エンターテインメントの世界全体)では大きな変化が起こっていました
2017年のMeToo運動を受け
2018年10月HBOが業界で先頭を切り
同局で製作するすべての映画、番組でインティマシーコーディネイターを入れることを発表
皮切りとなったのは70年代のポルノ制作の舞台を描いた「DEUCE/ポルノストリート in NY」シーズン2、
業界で初のインティマシーコーディネイターの名前がクレジットに記された作品となりました
記事Hollywood Reporter
記事CBS NEWS
同作品のインティマシーコーディネイター、アリシア・ロディス曰く
「撮影現場では力関係が強く、プレッシャーも大きく、俳優としては我慢してやるしかないという感覚があるのです」
という環境を改善する取り組みがされ
これまでの監督の「よし、とにかくやってみよう」という曖昧な境界線はなくし
性的シーンは細部にわたるまで俳優の同意を得る方向へ
HBOにつづきNetflixも2019年1月「セックス・エデュケーション」(2019)を初のインティマシーコーディネイターをクレジットした作品として配信
記事HollywoodReporter
「The Deuce」と同じくProstheticの使用シーンが多数ありインティマシーコーディネイターがシーンに関わるあれこれを調整しています
記事Hollywood Reporter
They did. Rodis has been the network’s in-house coordinator for two and a half years, working on shows like Watchmen while building out a training program. Netflix released its first show crediting an intimacy coordinator, Sex Education, in January 2019.
ではインティマシーコーディネイターがProsthetic使用シーンにどう関与しているのか
関係者の話より抜粋
●インティマシーコーディネイター アマンダ・ブレメンソール
HBO「ユーフォリア」(2019~)
◇男性の俳優がProstheticをつけてスクリーンに登場する場合、俳優と一緒にProstheticのデザインを考えます
インティマシーコーディネイターの役割は、監督やショーランナー(全体的な創造的および管理的権限を持つ)と話し合い、シーンに対する彼らのビジョンを理解していくこと。次にそれを俳優に伝え、両者の間でやり取りをしながら、全員が納得するまで進めていきます
記事France24AFP
●英国インティマシーコーディネイター
イタ・オブライエン
「セックス・エデュケーション」「ウォッチメン」「ノーマル・ピープル」等
インティマシーコーディネイターの草分け的存在
◇勃起したPenisが必要なシーンもあるため小道具を使って人工Penisを作成することもあります。
このすべてに関係する部署は多数ありますが、全体を監督するのはインティマシー コーディネーターです
記事SPOTLIGHT
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●チーフメイクアップアーティスト(Prosthetic使用の際、Prostheticを選ぶ、オーダーする、現場で俳優にProstheticを装着及び調整作業等行う)
ドニエラ・デイビー
「ユーフォリア」(2019~)
◇脚本に物理的なサイズの説明が含まれている場合もあれば、俳優がサイズについて意見を言う場合もあります
俳優とProstheticについて話合う時は常にインティマシーコーディネイターを同席させます
その人物(インティマシーコーディネイター)はメイクアップ部門と、衣装部門や小道具部門など、私たちが協力する必要がある他の部門との連絡係として機能します
記事EntertainmentWeekly
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●特殊メイクアップアーティスト(Prostheticを制作する)
ジェイソン・コリンズautonomas FX
HBO「ユーフォリア」「パム&トミー」(2022)(←後半で紹介します)
◇Prosthetic制作前の最初のコンタクトはたいてい制作会社のインティマシーコーディネイターとである
記事thrillist
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ここで何故Prostheticを使うのかという理由をいくつか
まずはルール
1.SAG-AFTRA(映画俳優組合・米テレビ・ラジオ芸術家連盟)の 独自のガイドライン
他の登場人物が接触しているシーンはすべてProstheticである、という
ルールがある
例えば接触シーンいうのはどういうのかというと参照記事より抜粋しますが
「AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章」(2021)のこういう場面のような
2.FCC(連邦通信委員会 /Federal Communications Commission)において勃っているPenisを画面に登場させる場合はProstheticではないといけないと定められている
3.MPAA(アメリカ映画協会/The Motion Picture Association of America )
↑FCCと同じく
などがある
記事 jazebel
記事Indie Wire
記事TheStandard
そしてProstheticを使うことには以下のような利点がある
●まずは第一に俳優の快適さ(自分のものを見せなくて良い安心感プライバシーを保てる、演技に集中できる)
●トラブルが減る、何時間もの撮影の間サイズや形状が予定外に変化して撮影を中断する必要がなくなる
●非常に簡単に外観を「大きくしたり」「少し大きくしたり」と変化させることが出来
キャラクターデザインしやすい
というものがある
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「ユーフォリア」でProstheticを2シーズンに渡り使用したエリック・デインは(自分は物語の展開をリアルかつ真実に感じさせるのに不可欠なことなら脱ぐことも厭わないが)Prostheticを使うのは、一種の儀礼です。儀礼であり、シーンのパートナーに対する配慮でもあります
と話す
記事TV LINE
記事EntertainmentWeekly
2.作品紹介
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(インティマシーコーディネイターの採用により)
誰もがより創造的により詳細で正確にインティマシーコンテンツを制作できるようになり
以前に比べより多彩で良質なインティマシーなシーンを手に入れることになった
(インティマシーコーディネイター、イタ・オブライエン談)
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というわけでここからはより多彩でより創造的になったここ最近のProstheticシーンを紹介していきます
まずはこれ!hulu「パム&トミー」(2022)
インティマシーコーディネイターの導入に並ぶわたしの思うProsthetic界のもう一つの大きな変化(革新)であります。
インティマシーコーディネイター採用が環境の革新ならこちらは技術の革新!
なんと今までただ股間でぶらさがっていただけだったProstheticが
アニマトロニクス技術(+CG)で喋って動きだした!
こちら↓は制作したautonomas FXのサイトでそのアニマトロニクスで喋って動くシーンが
ボカしなしでそのまま見られます(2分30秒あたりから)
このアニマトロニクスはわたしだけが個人的に驚いてるわけでなく、2018年のブログでも登場した「ドラキュラ」(2004)でアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞、この道40年特殊メイク界のすべてを見てきた、そして自らも数多くの股間のProstheticを制作、数多の賞にノミネート&受賞の
Hollywood’s No 1 penis-maker、
またはking of the prosthetic penisと称される
W.M.CREATIONS,Incの特殊メイクアップアーティスト、マシュー・W・マングルさんが
“That’s a new one,”
“I mean, the talking penis thing—never heard that before.”
「喋る○○なんてこれまで聞いたことがない」
とインタビューで話すほど 記事thrillist
彼の作ったProstheticが登場する作品の一部です
★付き画像は該当シーンへのリンク有です
セバスチャン・スタンの足の間に後ろからワイヤーが通っていて床にしゃがんだ人間がジョイスティックを持ちスタンの動きを鏡で見ながらProstheticを上下左右にコントロール、って舞台裏是非見たいと思いませんか?(操作は4人でやっている)
わたしは見たいですw
というわけでネットを探したけれど見つからずDVDを買えば特典映像のメイキングにあるかもと購入するも無くで今回は泣く泣くあきらめましたがいつか見つけるという野望は捨てていませんw
制作は「ウエストワールド」「マインドハンター」などの特殊メイクを手掛けたジェイソン・コリンズautonomas FX
シーンの空気を壊さず楽しくて自然なものにするためにプロデューサーとその外観に関して話し合い幾つものデザインとテストを繰り返したと語る
(ジェイソン・コリンズ氏の写真2014年の古いものでごめん)
Prostheticは撮影が終了すると「ブギーナイツ」のマーク・ウォルバーグ、「お!バカんす家族」のクリス・ヘムズワース、「俺たちステップブラザース」のウィル・ファレルのように演者が自宅へ持ち帰ることが多いがこれは資産の一部としてまたは再撮影、続編に備えてスタジオに保管している
この作品もリリー・ジェイムズとセバスチャン・スタンをサポートし快適に撮影を出来るようにインティマシーコーディネイターが雇われている。俳優、監督、インティマシーコーディネイターで”何を見せるか?何を見せないか?本当に多くの話し合いがなされた、すべての面においてサポートされていると感じた”とパムを演じたリリー・ジェイムズ
セバスチャン・スタンも、リリー・ジェイムズ、監督のグレイグ・ギレスピとのオープンな会話そして信頼関係がシーンを成功に導いたと話している
記事Entertainment Weekly
記事Variety
記事GQ
ちなみに「スイス・アーミー・マン」(2016)もアニマトロニクスで動かしてますが中身は箒の柄のような木だそうです
HBO「ユーフォリア」(2019~)
「パム&トミー」(2022)と同じくジェイソン・コリンズautonomas FX制作
ジェイソン・コリンズ氏によるとこの作品でProstheticを作ってから制作依頼の電話がいろんな人からかかってくるようになったという本作
過去2年(2022年時点)で股間部分のProsthetic制作がスタジオの仕事全体の15%となったそう
これまでProstheticの使用といえば「俺たちステップブラザース」「お!バカんす家族」「メリーに首ったけ」など主にコメディでの使用がほとんどでしたが最近ではシリアスシーンでの使用機会が多くなってきています
エリック・デインとシーズン2のProstheticシーンの撮影を終えた後共演のジェイコブ・エロルディは母に電話して『今、この時代の最高のパフォーマンスのひとつを目撃したに違いない』
『今日、ここに立って、目の前であれを見ることができたなんて、本当に幸運だと思う』と話したという。
”今でも、デインの演技を忘れられずにいる”だそうです
記事thrillist
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ちなみにジェイソン・コリンズ氏のスタジオautonomas FXの場合は主に2パターンのProstheticがあり
ひとつは接着剤で直接身体に接着するタイプ、これは装着に時間がかかるうえ剥がすのに特別なオイルを使うので一度しか使えない
もうひとつは透明のストラップがついていてブラのように固定するタイプ
こちらは装着が簡単で、ストラップは編集で消す
そしてこの両方を合わせたタイプもある
この「ユーフォリア」S2のエリック・デインのシーンは放尿シーンなので背中にパックをつけそこからチューブが繋がり、エリック・デインが放尿をコントロールしているそう
ジェイソン・コリンズ氏への取材記事、Prostheticの鋳型や制作過程、そしてたぶん上のストラップタイプのProstheticの画像など色々興味深い画像があるので是非⤵
ホワイトロータス(2022/S2)
HBO「ホワイトロータス」
全話一挙配信でなくて一話ずつの配信だったのでこのエピソードが配信された週にはテオ・ジェームズが「野原のロバからとってきたのかと思った」とトークショーで語るくらいのサイズにネットが「おお~」となって盛り上がりましたw
こちら
ちなみにシーズン1でもスティーブ・ザーンのProstheticシーンあるのですがあれはスティーブ・ザーンじゃなくダブルの人がProstheticをつけて演ってるそうです
The Estate (2022)
映画「The Estate」
デイヴィッド・ドゥカヴニーもProstheticを選ぶ話し合いに参加していたそう。監督がProstheticを4つか5つくらいトレイに乗せて持ってきて360度回転させたりしながら
”一番面白いのを選んで”
っていうことで選んだのがこれ
演じているのはダニー・ヴィンソン
このシーン見た時、選ばれたこのProteheticの何がどこがどう可笑しいのか説明できないけど笑ってしまったので(佇まいかなwそしてアンナ・ファリス、トニー・コレットの演技が面白くて上手い)
”面白い”というのは成功してると思う
記事EntertainmentWeekly
絶体絶命スクワッド(2023)
Netflix「絶体絶命スクワッド」
下ネタの多い「特攻野郎Aチーム」みたいなドラマでとにかく節操なく脱ぐw出すw
複数登場し派手なProstheticの使い方にProsthetic使いもここまで来たかと思った本作であります
一昔前のようにコメディのちょっとした小道具で登場するのではでなくストーリーにからんだハラハラするシーンの重要なパーツとしても登場します。これ見た時はむちゃがすぎる(褒めてますw)と思いました
これですが
そんな中、クリス・トーマス・ハウエルも全裸で登場するんですが
これはよく出来てるProsthetic!むちゃナチュラル!と軽く感動しながら見てたらなんと本物(一話目の最後に登場)
制作チームはインティマシーコーディネイターも入れて$10,000(約157万円くらいか)かけてProstheticを作ってたんだけど
当日クリス・トーマス・ハウエルが”自前でやる”、ってなったそう
ちなみに股間のProstheticの製作費は特注オーダーすると前出のHollywood’s No 1 penis-makerのマシュー・W・マングルさんW.M.CREATIONS,Incのスタジオでおおよそ$1400~$2500(最高で$5000)
「パム&トミー」「ユーフォリア」のジェイソン・コリンズ氏Autonomous F/Xのスタジオで$6500~$9000くらいらしいので$10,000というとかなりの高価格、そんなコストをかけてボツになったProsthetic是非みてみたいものです
記事Collider
(2023)
SHOWTIME 「フェロー・トラベラーズ」
ジョナサン・ベイリーがドラマで使用したProstheticsを自身のインスタにUP。これまで俳優が作品で使用したProstheticsをボカしなしでSNSでUPするっていうのを初めて見た例な気がする
そのままここにインスタの埋め込み機能でダイレクトに表示してもいいかと考えたけどやっぱりボカしなしでいきなり目に飛び込んでくるというのは好ましくない思うのでとりあえずリンクにしときますここ(ジョナサン・ベイリーのインスタ)
ドラマ内でたくさんProsthetic登場するんだけどマット・ボマーとジョナサン・ベイリーのシーンでどっちかが装着してるのはわたしの肉眼では確認できなかった、見落としたかなw
全8エピソード中、かなりの回数登場するベッドシーンはプロデューサー、エピソードディレクター、インティマシーコーディネイターそして俳優らの話し合いによって綿密に演出されている。
”生々しい性描写が含まれているが、それが番組の焦点ではないし、焦点になるべきでもない、キャラクターたちがその性体験を通して変化していく様子が表現されている”とプロデューサーは語る
成りあがり者(2024)
Netflix「成り上がり者」(2024)
ちょうどトム・ペルフリーにケイリ・クオコとの間の赤ちゃんが生まれる頃の撮影でトム・ペルフリーははたして娘がこれを見たらどうなのだろうか?と脱ぐか脱がないか迷ったらしい。
が、監督は女優のレジーナ・キングで俳優側の気持ちもよくわかるのでたくさん話し合いそして納得してこのシーンに挑むことになったとのこと(自分はラッキーだとトム・ペルフリー)
このシーンはシーンの性質上Prostheticを使わないという選択はなかったのでトム・ペルフリーもProsthetic制作スタジオに出向き
主にProstheticをどうするか多くの会議、作業、話し合い、フィッティングが何度も重ねてされた
記事Variety
ということでそんな尽力の結果のシーンが
こちらでございます
SHOWTIME「THE CURSE/ザ・カース」(2023)
これは、最初見た時こっちの手で来たか!と感心しましたw
なにに感心したかというとこれまでProstheticといえば
「ブギーナイツ」「マジックマイク」「セックスライフ」「ホワイトロータス」等と”大きい“のほうに振り幅をふりまくるのが主流だったんですがこれは”小さい“のほうに向きを変えました
日本で配信のやつだとぼかしが入っていて
そしてDVDもまだ出ていないので直接の画像がなくてすみませんなんですがセリフで察してくださいw
セリフはコービン・バーンセンが娘(エマ・ストーン)の婿であるネイサン・フィルダーに言っているセリフです
("小さい"のもこれまで「リトル・ブリテンUSA」(2008) 「ホール・パス/帰ってきた夢の独身生活」(2011)等あるんですがこれらはガチのコメディなので)
THE PENGUIN-ザ・ペンギン-
その他にも2022年~24でProstheticの登場した作品として「Minx」(2022)「ジェムストーン家の敬虔なる私生活」S3(2023)、「インフィニティプール」(2023)、「Industry」S3 (2024)
(2023)
「RAP SHIT」(2023 )「GEN V」(2023 )「リサ・フランケンシュタイン」(2024)等がありここ2.3年は本当に非常に数多くの作品で当たり前に使用され頻繁に目にする機会が多くなっています
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ここ最近の劇場公開作品(9/27公開)として「サタデー・ナイト・ライブ」の誕生秘話を描いた「Saturday Night」でミルトン・バールを演じるJ・KシモンズがProstheticを着用しているそうなので日本で公開されたら、いや、されなくてもw見てみたいと思います
記事Entertainment
3 .ところで、そもそもどうやって始まったのか
現在ではこのように股間のProstheticの使用は当たり前になってきていますが
ある時突然股間部分のProstheticが映画やドラマに出現したわけでなく
M・Wマングル
前出のHollywood’s No 1 penis-maker、または
king of the prosthetic penisと称されるマングルさんによると1993年頃、人間の肉体をよりリアルに表現したいということでまずは先に妊婦のお腹の特殊メイクのオーダーが増え始めたという流れがあったそう
マングルさんのスタジオM.W.CREATIONS,INCの妊婦のお腹の特殊メイクの数々の例がコチラ
その中の代表的な作品として「マイライフ」(1993) 「ジュニア」(1994)等は記憶にある方も多いのではないでしょうか
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では映画ドラマで最初にProsthetic penisが登場した作品は何なのか?
というのは残念ながら調べてもはっきりこれだという情報を見つけられませんでしたが
参考までにあの「ブギーナイツ」での登場が妊婦のお腹の特殊メイクの1993年より後になる1997年。
こちらの制作は「ウォーキングデッド」のKNB EFX
マングルさん制作としては1995年の「アウトブレイク」
パトリック・デンプシーの解剖シーンで彼のボディダブルのために(たぶんこういう感じの人形を使ってのダブル)股間のProstheticを作ったらそれが明らかにデンプシーのより大きめだったので「ありがとう」と彼に感謝されたという話をマングルさんがされておりました
(映画完成版ではProstheticは映っていないですが)
記事DAZED
という感じの
2024年の11月くらいのわたしからみた股間のProsthetic界の状況です
たまにこう全裸シーンを注視しててふと我に返って何をやってるんやろ、と思うこともあるんですがまあこういうことを情報として集めてる人間がいても良いのかなと思ってやってます
また新しいことが起こったらブログに書きます~